自宅で酒を飲みながら亀田製菓の柿の種(減塩)を食べていると、袋の裏面に「こばなしのたね」なる豆知識が書いてありました。
そこには”ウイスキー”のスペル・綴りには「WHISKY」と「WHISKEY」の2つがあると。
頻繁にウイスキーを飲んでいましたが、全く知りませんでした。
WHISKYはスコットランド産 WHISKEYはアイルランド産
こばなしのたねをそのまま引用すると、違いは産地にあります。
(前略)ウイスキーの綴りには「WHISKY」と「WHISKEY」の2種類があります。前者はスコットランド産の「スコッチ」、後者はアイルランド産のお酒を指しています。ウイスキーのおともには、「亀田の柿の種」をお忘れなく!
引用:こばなしのたね その41
- WHISKY スコットランド産(スコッチ)
- WHISKEY アイルランド産(アイリッシュ)
ということです。
日本のウィスキーは、スコットランドの流れをくんでいるので「WHISKY」。
アメリカのバーボンなどは、多くが「WHISKEY」(アメリカのウイスキー蒸留所の創設者の多くがアイルランド出身だったことから)ということです。
I.W.HARPER
JACK DANIELS
しかし、メーカーズマークなどは「WHISKY」だったりします。
では、日本語の表記は「ウイスキー」なのか「ウィスキー」と小さい“ィ”とどちらが正しいのでしょうか?
日本語表記は様々ですが、酒税法上は「ウイスキー」
NHKでは放送文化研究所のサイトによると、大きい“イ”の「ウイスキー」を採用。
酒税法上でも大きい“イ”、国税庁も大きい“イ”の表記を採用しています。
外来語の表記に関しては、内閣告示第二号で表記のよりどころが示されており、文化庁のサイトで内容は読むことができます。これは強制するものではなく、考え方を示してるだけなので、どちらでもいいんですね、
ちなみに朝の連ドラ「マッサン」のニッカの社名は、「ニッカウヰスキー株式会社」です。
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