ヘパリーゼドリンクの種類と成分の違い、肝臓水解物かタウリンか

この記事は約5分で読めます。
サイト内のリンクの一部にはアフィリエイトを利用しています。
スポンサーリンク

飲み会の前などに、ついつい買ってしまうヘパリーゼ。

これを飲んでおけば安心!とはいかないですが、なんとなく心の拠り所として飲んでいる方も多いのではないでしょうか。

コンビニで買えるヘパリーゼと、薬局・ドラッグストアで買えるヘパリーゼでは主成分が違うってご存知ですか?

薬局・ドラッグストア、コンビニで販売しているヘパリーゼの種類と、主成分を一覧にしてみました。

スポンサーリンク

薬局・ドラッグストアで買えるヘパリーゼドリンク

ドラッグストアで販売されているドリンクのヘパリーゼは、第2類・第3類医薬品に分類されています。

第2類・第3類といった分類は副作用やのみ合わせのリスクで分類されており、薬局だけではなく通販でも購入は可能です。現在販売されている商品と多く含まれている成分を一覧にしてみました。

商品名タウリン肝臓水解物コンドロイチン硫酸
エステルナトリウム
分類
ヘパリーゼドリンクⅡ1,000㎎200㎎120㎎第3類医薬品
ヘパリーゼHiプラス1,000㎎200㎎200㎎第2類医薬品
ヘパリーゼキング1,000㎎200㎎200㎎第2類医薬品
ヘパリーゼキングプラス1,000㎎300㎎200㎎第2類医薬品
ヘパリーゼキングEX1,000㎎300㎎200㎎第2類医薬品

一番多い成分はタウリン。タウリンの配合量は1,000㎎とすべて同じです。タウリン1,000㎎配合といえば、ファイトイッパーツ!のCMでおなじみのドリンクですね。

肝臓水解物と同じくらいの量が配合されているコンドロイチン硫酸エステルナトリウムは、いわゆるコンドロイチン。軟骨を構成する成分のひとつですが、滋養強壮に用いられることもあるようです。

コンビニで買えるヘパリーゼドリンク

コンビニ、スーパー等で販売しているヘパリーゼは2シリーズあります。

ヘパリーゼWシリーズ

このシリーズは、清涼飲料水・炭酸飲料として販売しています。
いわゆるジュースです。主な成分は、肝臓エキスとウコンエキス

商品名肝臓エキスウコンエキス販売場所
ヘパリーゼW 100㎎54㎎パインコンビニ
ヘパリーゼW HYPER120㎎54㎎オレンジコンビニ
ヘパリーゼW PREMIUM250㎎54㎎アップルコンビニ
ヘパリーゼW PREMIUM 極400㎎54㎎和柑橘コンビニ
ヘパリーゼW 炭酸100㎎オレンジコンビニ
ヘパリーゼ SUPER100㎎54㎎パインスーパー等
ヘパリーゼ SUPER Rich200㎎54㎎マスカットスーパー等

プレミアム極だけ、肝臓エキスが多いです。
SUPERとSUPER Richは中身がスーパーなわけではなく、スーパーマーケット等で販売されているのでスーパーというネーミングになっているようです。

このシリーズには、ドリンクだけでなく粒タイプもあります。分類は栄養補助食品です。

商品名肝臓エキスウコンエキス販売場所
ヘパリーゼW粒タイプ(2粒入り)100㎎36㎎コンビニ
ヘパリーゼW PREMIUM 粒(3粒入り)250㎎36㎎コンビニ

ヘパリーゼアミノ

こちらは指定医薬部外品になります。
コンビニで販売しており、主成分はタウリンです。

商品名タウリンイノシトールL-リシン塩酸塩
ヘパリーゼアミノ500mg100mg100mg

タウリンの他、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)などが入っています。

肝臓水解物は矯味剤として添加されています。
矯味剤とは、苦い薬物を飲みやすくする為に添加するものなので、味付け程度ということでしょうか。他のヘパリーゼシリーズとは違い、ラベルに肝臓を模したマークがありません。

肝臓水化物がいいのか、タウリンが効くのか

ヘパリーゼのシンボルマークが肝臓をモチーフにしているものなので、肝臓水解物がメインに入っていると思いきや、医薬品や指定医薬部外品になっている商品には、タウリンが一番多く入っています

コンビニで買える栄養補助食品は、肝臓エキスがメインですがプレミアムとプレミアム極以外は、医薬品に比べると量が半分以下と少ないです。

医薬品と栄養補助食品で名称が変わる肝臓水解物と肝臓エキスという違いも、なんだかよく分かりませんが。

医薬品ヘパリーゼの効能

滋養強壮、胃腸障害・栄養障害・病中病後・肉体疲労・発熱性消耗性疾患・妊娠授乳期などの場合の栄養補給、虚弱体質

となっています。

栄養補助食品の方は医薬品ではないので、効果という表現ではなく「さまざまな場面であなたをサポートします」という表現です。

どちらも二日酔いにならないとか、お酒を飲む前にいいという表現はどこにもありません

でもやっぱり、お酒を飲む前に飲んでおきたくなりますよね。
酒飲みにはお守りみたいなもので、ある意味プラシーボみたいな効果があるのかもしれません。

であれば薬局・ドラッグストアで販売している、タウリンも肝臓水解物も配合量が多いヘパリーゼを買ったほうが気分的にはいいでしょう。
これからは飲む前はコンビニではなく、ドラッグストアでヘパリーゼを買おうと思います。

肝臓水解物を多く摂りたいなら錠剤のヘパリーゼ

肝臓水解物を多く摂りたいのであれば、ドリンクではなく錠剤が一番配合量が多いです。


ヘパリーゼプラスⅡの1日の量(6錠中)の成分は以下の通り。

  • 肝臓水解物 600mg
  • イノシトール 100mg
  • ビタミンB2(リボフラビン) 12mg
  • ビタミンE酢酸エステル 10mg

ヘパリーゼⅡ以外にも、ヘパリーゼGXとかヘパリーゼGTという特定のドラッグストアで販売している錠剤もありますが、肝臓水解物の量は600mgと同じです。

コンビニで販売している袋に入ったヘパリーゼW 粒は、肝臓エキスが100mgなので違います。箱や包装をよく見てみましょう。


飲んだ翌日、体が辛い場合はこちらを試すのもありでしょう。


効果効能に「二日酔い」と書かれています。

そうそう、最近知ったのですが、ミラグレーン錠という、CMはやってはいませんが、ゴオウという貴重な漢方成分が入ったものがあります。効果効能には、二日酔い、肝炎、アルコール中毒と書かれています。

いずれにしろ、飲みすぎなきゃいいんですけれどね。
ついつい、ついつい・・・。

コメント