【プーと大人になった僕】冒頭からグイグイ胸にきます

映画
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映画「プーと大人になった僕」を観ました。

予告を観た方も多いと思いますが、あらすじは予告で観たとおり。
大人になったクリストファー・ロビンは仕事に追われ、本当に大事なものを見失っていたところにプーが現れ、可愛らしいドタバタ劇をはさみつつ、大事なものは何かを取り戻していくお話です。

予告編映像はこちら。

大体の話の筋は予告編などで分かるのですが、映画を見るとそれ以上のものを与えてくれます。
子供よりも、大人が癒やされる映画ですね。

映画のぬいぐるみが欲しい!

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冒頭の挿絵風のアニメーションで最初からガツンと

冒頭の挿絵風の絵をはさみながら綴られる、クリストファー・ロビンが大人になるまでの道のりを描くシーンだけでもうなんだかものすごく感極まって涙が出てしまいました。

冒頭の回顧シーンで泣かされるのは「カールじいさんの空飛ぶ家」以来かもしれません。「カールじいさん」は後半はドタバタ劇になってしまい残念な感じになりますが、「プーと大人になった僕」は最後まで心を掴んで離してくれませんでした。

純粋で素朴なプーが語る「哲学」が、また泣ける

これは色々なところで言われ尽くしていますが、あのぼんやりした感じでプーが語る言葉にグッときてしまいます。
仕事に追われるクリストファー・ロビンに、今生きていることが大事だと気づかせます。

エンドクレジットの歌はリチャード・M.シャーマン

ディズニーに全く疎いので、映画の最後、エンドクレジットで歌っている老人は誰なのか?映画の最中は分かりませんでした。

彼の名は、リチャード・M.シャーマン。
シャーマン兄弟として、兄のロバートと共にディズニー映画の音楽数多く手がけている伝説的な人なのですね。兄のロバートは2012年に亡くなっています。

こちらのメイキング動画でも冒頭にスタジオで演奏しているシーンを見ることができます。

同時期に配信される、映画「グッバイ・クリストファー・ロビン」

「プーと大人になった僕」は、クリストファー・ロビンが子供の頃に作り出したプーやその仲間たちとの再会を描いた話で、完全にフィクションです。

日本で同時期に配信やDVD発売されるクリストファー・ロビン映画があります。それは、「グッバイ・クリストファー・ロビン」。
こちらは「プー」の原作A・A・ミルンと、本物の息子クリストファー・ロビンの事実に基づいた姿を描いた作品です。

プーの物語は、実際の息子クリストファー・ロビンを基にして描いた話で、プー達のぬいぐるみも実際にあったのです。
ぬいぐるみは現在ニューヨークの公立図書館に保存されています。

ピグレット、イーヨー、ティガー、カンガもいます。

このプーの物語が世界的にヒットしたことが、クリストファー・ロビンにとっての悲劇になります。
クリストファー・ロビンが実在するということにマスコミが飛びつき、写真が雑誌に載りラジオにも出たり。ファンレターも世界中からガンガン届き、普通の生活が送れなくなってしまいます。

まだ「グッバイ・クリストファー・ロビン」は未見なのですが、DVD&Blue-rayは2018年10月3日から発売、レンタル開始。
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動画配信は色々なサービスで2018年9月5日から先行配信していますが、DVDリリースで一旦配信停止になるところが多いです。
Amazonでも配信していますが、これも10月2日で一旦配信終了になっています。

※2019年2月現在、レンタル配信中です。
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世界的ヒットの裏には、不幸なことも

プーの物語は世界中で愛され、今回の映画「プーと大人になった僕」はすごくおすすめの映画ですが、本物の大人になったクリストファー・ロビンは父親が亡くなるまで関係は改善しなかったようです。

まぁ、なにはともあれ映画はおすすめ。
今年は泣ける映画が多い気がします。

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