以前NHK「あさいち」などでも取り上げられていた、食品ロスを減らす取り組みを行っているショッピングサイト。賞味期限間近の食品が最大9割引で買えたり、都内の飲食店を中心に割引価格で食べ物を提供したりと、様々な取り組みがなされています。
家族の多いかたなら、まとめ買いしても早く消費できるので、願ったり叶ったりのサービスです。
番組で取り上げられていたサイトや、サービスが増えていますので、ショッピングサイトを集めてみました。
食品ロスをなくす目的のショッピングサイト
tabete
個人経営の飲食店などの廃棄を減らす目的のサイト。
飲食店のメニューが通常よりも値引きされて購入することができます。開設当時は東京が中心で、徐々に店舗は拡大してるようです。
全店が毎日販売しているわけでなく、ロスが出る時に限って販売しているので、時間帯によっては販売しているお店が少ないです。タイミングと場所さえあえば、お得にはなりますね。
現在はスマホアプリで、お店を検索できます。
TABETE
CoCooking Co., Ltd.無料posted withアプリーチ
Otameshi
従来なら廃棄されていた商品をメーカーから提供を受け、オタメシ価格で販売。
売上の一部は寄付に回され、寄付先も購入者が選べるようになっているのがミソ。
3,000円以上で送料無料なのも購入者からするといい感じです。
KURADASHI
注文1件ごとに540円の送料が掛かりますが、プレミアム会員(月540円)になると、月に何度買っても送料が無料になるシステムです。
商品ごとに社会活動団体への支援金額が設定されており、購入するごとに設定額が寄付される仕組みになっています。
junijuni
東京ガスがスポンサーを務めるサイトがjunijuni(ジュニジュニ)。
期限間近な商品や、訳ありの商品をメーカーから買取販売しています。売上の一部は、社会貢献活動を行う団体の支援にあてられています。
3,980円以上の買い物で送料無料。(その他一律770円)
メルマガに登録すれば、人気商品の入荷情報や限定セールの情報も。
全国もったいない市場
こちらは食品だけでなく、雑貨なども取り扱っています。
実店舗も大阪にあります。
日本もったいない食品センター
店舗での販売の他に、福祉施設をはじめ、各支援団体などで食料品が必要である方々に無償で配布しています。
日本の商習慣、1/3ルールによる大量食品ロス
日本の食品業界には、長年にわたり1/3ルールという商習慣があるそうです。
賞味期限6ヶ月の商品なら、スーパーなどの小売店に納品されるのは製造から2ヶ月までの商品。販売されるのは製造から4ヶ月までの商品となり、それ以降賞味期限が1/3を切ったものは一部は値引き販売されますが、ほとんど廃棄されるそうです。
企業も廃棄にはコストが掛かるので、こうして販売でき、売上の一部は寄付に回すというウィンウィンな仕組みはなかなか考えたものです。
一消費者として、この賞味期限問題を意識していないと、なかなか大きなサイクルは変わらないでしょう。
コンビニやスーパーの恵方巻きやクリスマスケーキなども、完全予約制にするなどの取組を始めたところもありますね。
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