最近までその存在を知らなかった、野毛にあるレストランYイグレック。
メニューの無いフレンチということで、値段が気になるところですが行ってみました。
場所は野毛中央通りと野毛小路が交わる2階
野毛中央通りと野毛小路が交わるところ。居酒屋「うみとはたけ」の2階になります。
2階って意識してみないと看板が目に入らないもんですね。
窓辺にはワインのボトルが並んでいる店です。入り口は中央通り側にあります。
階段の途中にもワインボトルが並びます。
ガラスで中が見渡せる入り口を入り、カウンターに陣取りました。
座席はキッチン前のカウンター8席、テーブルが10席です。
オープン時間の夕方6:00に行ったのですが、その日はまだ他にお客さんがいない状態。
クリスマスなどの特別な日以外はマスター1人で営業しているとのことなので、忙しくなる前でラッキーでした。
まずは生ビールを注文。
料理の注文は、オードブル・魚・肉という項目に分けて書かれたボードをマスターが持ってきます。その中から好きな食材を選び、好みの味付けなどを相談して調理してもらうスタイルです。
はじめての方はそれぞれ1品ずつ選んで3皿くらいからが丁度いいとのことだったので3品選びました。
調理方法はお任せで、味付けなどは聞かれた質問に答えるくらいでも大丈夫でした。それほど肩肘を張らずに気軽な感じです。
今回は牡蠣、真鱈の白子、子羊を選びました。
イグレックで注文した料理の数々
ビールで喉を潤しながら、料理を待ちます。
目の前で会話しながら料理してくれるので、楽しいです。
まずは1品目。
牡蠣とキノコ、ベーコンなどが入ったバルサミコ風味
バルサミコの酸味がきいて焦って食べるとむせます。牡蠣もふんわりして美味しい。
真鱈の白子焼き
真鱈の白子をソテーして、赤ワインのソースでいただきます。白子をこんな感じで食べるのは初めてでしたが、これも美味しい。
その後自家製フォカッチャを一つ。
タイミングをあわせて焼いてくれているので、熱々です。
子羊のロースト
最後は子羊を焼いて塩コショウ。粒マスタードを焼いた野菜を添えて。
ここまで食べながら、ワインもボトルで2本飲みました。
その後店はかなり賑わいをみせてきたので、マスター1人で忙しそうでした。
予算はどれくらい
メニューのない店なので会計が不安に思うかもしれませんが、今回は2人で料理3品とビール2杯、リーズナブルなワインボトル2本を注文。しめて12,500円でした。
ワインはボトルで1,500円から、最高で6万円のものまであるそうです。流石に6万円のワインは何年も出ていないようですが・・・。
予算と好みをいえば選んで出してくれます。
料理は1皿2千円から3千円くらいな感じですね。
酒は生ビールとワインだけのようです。
イグレックの意味はYのフランス語読み
店名のイグレックは、アルファベットのYをフランス語読みでイグレックと発音するので、Yという意味です。
意味のない名前にしたかったらしく、マスターの名前の頭文字をとってYとしたようです。
お店は以前、野毛の萬里放題亭の隣あたりにコンテナで営業していた店だったそうです。どこかにそんな情報が残っていないかと検索したら、アド街ック天国の2002年3月9日の放送で紹介されていました。アド街の歴史の長さに感心してしまいました。アド街によると、フレンチを基本にイタリアンを取り入れたフュージョン料理みたいです。マスターは2度フランスで修行したようです。
その当時は3台のコンテナで「やきとり花鳥」「鮪専門店竹原」そして一番奥に「Y(イグレック)」という並びで営業していたとのこと。
当時からメニューの無い営業方法は変わっていないようです。
1軒目でがっつり食べるもよし、ふらりと1品食べるもよし
レストランなので1軒目でがっつり食べるもよし、ふらりと1品頼んでビールを飲むのも良さそうなお店でした。
ただマスター1人での営業なので、店の混み具合で状況は変化するかもしれません。
※2019年2月に訪問した時点での状況です。最新の情報は、直接店舗に問い合わせ願います。
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