父親が亡くなり、相続が我が家にもやってきた。土地の評価額が意外と高く、相続税の控除額を超えていた。相続関連の本を読むと、小規模宅地等の特例というのを適用すれば、300㎡以下の宅地であれば、評価額が80%OFFになるという。この適用を受けるには、評価額減額後の計算で相続税を支払う必要がない場合でも、税務署に相続税申告をしなければならない。なので、自分でやってみました。
まずは本を読む
まずは相続の本を手においておこうと、本屋で読み比べて買った本がこちら。
図解入りで相続に関しての情報は網羅されていて読みやすい。小規模住宅の特例もこの本で知った。しかし、こと相続税の実際の申告となると、手計算でここに記入とか書いてあり、これはかなりめんどくさそうだ。
相続税がかかるのかかからないのかを判定するには
相続税が実際いくらくらいかかるのか?判定するには、「国税庁 相続税の申告要否判定コーナー」が便利。ここから小規模宅地等の特例(特定居住用宅地等)及び配偶者の税額軽減(配偶者控除)を適用した場合の税額計算シミュレーションを行うことができる。
土地の路線価から評価額を算出することができるので、まずはここで評価額を算出してみました。
手書きで出そうとするも断念
相続する資産をすべて洗い出し、手書きで申告書を書いてみようかと、本を参考に必要な申告書を国税局のサイトからダウンロードし、コンビニでプリントアウト。カラーコピーなので1枚50円。10枚出力したので500円かかりました。さて記入してみますが・・・。同じような内容を繰り返し書いていくのはかなり苦痛。書き入れる場所を確認したり、計算が間違えていないか検算したりして、イライラする作業が続きます。しかも手書きで書くには記入欄が狭いんだよ申告書って。
そんな中、調べ物をしようと検索したらこちらのサイトがヒット。なんと、無料で使える相続税申告書作成サイトがあるではないですか!
「AI相続」というサイトで簡単に作成
みなと相続コンシェルというサイトにある、AI相続。
預金や土地などの項目を入力していけば、相続税の申告書が作成できるというものすごく便利なサイト。
これを使ったら、余計な計算や申告書のどこに記入すればいいのかを考えること無く、申告書の作成ができました。しかも、入力だけで使うのなら料金がかからないというのが最高です。
税務署へ申告へ
ソフト版のe-taxで申告もできますが、相続人分をいっぺんに申告する場合、面倒な設定がありそうなので、今回は税務署へ。申告書に添付する書類も色々とあるので、確認しながら税務署へ申告。何もなければ、連絡も来ないと思うので提出はあっけない感じでした。
葬儀、納骨、名義変更、相続とひと通り終えましたが、揉めたりすると大変だなと思います。複雑な場合はプロに相談するのがいいかもしれません。逆に単純な場合は、無駄に経費をかけず自分でやることもできますよ。
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