天気のいい日曜の午後。
三浦半島をぐるっと一周しながら、海を眺めようとふらりと一人、クロスカブでツーリングへ。
三浦海岸の海沿いを抜け、三崎口駅近くから脇道にそれて大根とキャベツの畑道へ。畑周辺の道路は、舗装がそれ程良くなく、細い道をゆったりと走っていたら、急に後輪が流れ出す。止まってタイヤを触ると、なんと空気が抜けている・・・パンクだ。
スタンドを起こしてタイヤをよく見ると、長い釘がブスリとタイヤに刺さってました。
周囲は畑。コンビニもスタンドも、もちろんバイク屋もありません。
スマホでJAFを呼んで、対処したのですが、どんな感じの顛末だったのか、時系列でまとめてみました。
JAFのアプリを使って要請
JAF会員なら、スマホに入れている方が多いのではないでしょうか。
こちらのJAFのアプリ。
JAFスマートフォンアプリ-デジタル会員証-
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このアプリを使って今回JAFを呼び出してみました。
状況を入力し、現在地はGPSで地図が表示されるので簡単に送ることができます。まぁ、あとから知ることになりますが、このGPSが場所によっては結構ズレるらしく、自分で位置を修正しないといけない場合がまだ多いとか・・・。
他にもスマホで現場の状況を撮影し、画像を添付することも可能。
送信してしばらくすると、チャット画面に到着予定時間が送られてきました。どうやら50分近く待つようです・・しょうがない。一面の畑のなかで、路肩にバイクを停めてひたすら待ちます。
クロスカブなどチューブタイヤは現場では対応不可
しばらくすると、電話で担当者から連絡。
アプリで状況はある程度把握しているので、話は早いです。
クロスカブはチューブタイヤのため、現場でJAFが応急処置や修理はできないとのこと。
近くのバイクショップか、いつも利用しているバイクショップに持ち込み修理するしか無いようです。
JAFのけん引無料は15kmまで
JAFのけん引は、現場から15kmまでは無料。
それ以降は、15km超過1kmごとに730円(税込金額)が掛かります。
参考・JAFロードサービス料金表。
パンクした現場から家までは30km以上あります。
夜で修理できる店がやっていないならまだしも、夕暮れ時なので時間的にはバイク屋さんがまだ空いている時間。ならば、近くのバイク屋さんで修理するのがいいでしょう。
バイクを自宅に運んでもらうだけで、修理よりも料金がかさみますから。
JAF到着から積載、バイク屋さんへ
GPS情報がちょっとズレていたらしく、携帯で連絡をとりながらほぼ予定時刻どおりにJAFさん到着。近くのバイクショップを教えてもらい、自分で連絡をとります。
紹介された最寄りの1件目は、電話に出ず。
2件目に紹介された、ここから11㎞程離れたバイク屋さんと連絡が付き、受け入れはOK。
ただし、時間やバイクの状況、部品在庫の有る無しによっては、明日以降の修理になるかもとのことでした。
JAFの積載車にバイクを積んで、助手席に乗り込み、一路バイク屋へ。週末はどうしても城ヶ島など海方面からの車の渋滞に巻き込まれますが、バイク屋さんには閉店の1時間半くらい前に到着しました。
状況を見てもらうと、釘が刺さったままで少し走ったせいか、チューブの数カ所に穴が空いているのでチューブ交換になるとのこと。チューブの在庫を確認してもらうとお店にあったので、その場で修理してもらえることに!
他にもメンテンナスで来ているお客さんもいましたが、1時間ちょっとで修理終了。
料金も約7,000円でチューブ交換修理してもらえました。
JAFさんとバイク屋さんに感謝しながら、すっかり夜になった道をのんびり帰りました。ホッ・・。
パンクが心配な場合はチューブレスタイヤという方法も
ロングツーリングなどで、パンクが心配な場合は、チューブレスタイヤにするという方法もあるようで、検索してみるとクロスカブをチューブレスタイヤに交換している方もいますね。チューブレスなら、釘などが刺さっても、すぐに空気抜けはしないし、修理キットで自分で修理も可能だとか。ただ、タイヤ代やホイールも交換や加工をしなければならず、コストはそれなりに掛かるようです。
あとは、スプレー缶のパンク修理剤で応急処置して、バイク屋に運ぶという感じでしょうかね。
一本持っていれば、多少の安心感はあるかもしれません。
でもやっぱり、JAFは入っておくべきですね。利用しないことがほとんどなのですが、いざ利用すると入っててよかったと思います。入会しなくても利用はできますが、年会費の何倍も掛かったりしますから。
カブしか乗らない方は、ホンダドリームのOwner’s Card ロードサービスminiというのもあります。こちらは、最大200kmまでレッカー無料。もしもの時、安心です。
そうそう、ソニー損保の自動車保険でファミリーバイク特約をつけていますが、ロードサービスの対象にはならないんですね。
いずれにしろ、もしもの際のことは、事前に確認しておいたり何かしら準備しておくと安心だと、つくづく思った次第です。
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