映画「カメラを止めるな!」相変わらず快進撃は止まりません!
先週末のチネチッタのランキングは1位。
チネチッタの先週末のランキング、変わらず「カメラを止めるな!」が1位なのね。「銀魂2」も「ミッション・インポッシブル フォールアウト」も抜けないなんて、すげーな。 pic.twitter.com/GgzqZ2sPeR
— スージー (@suzy_girhythm) 2018年8月21日
LAで行われたJapan film festivalで最高賞受賞。
【現地報告】ロサンゼルスで行われていた、「13th Annual Japan Film festival Los Angels」にて、「カメラを止めるな!」が最高賞であるBest Picture 賞を受賞されていました。おめでとうございます! #カメラを止めるな! #カメ止め pic.twitter.com/45pqR8itT0
— Yusuke Oishi(大石 結介) (@o_e_c_yusuke) 2018年8月21日
8月から公開館も増え、まだまだ盛り上がっています。
そんな中、FLASHに原作者、怒りの告発の記事が掲載されました。
FLASH「カメラを止めるな!」は私の作品を無断でパクった!
FLASHの記事の概要は、Yahoo!ニュースでも取り上げられました。
詳細はFLASHの紙面のほうが詳しく、舞台と映画の類似点を表にしています。
ただし、内容を読むとネタバレになっているので未見の方は見ないほうが・・・。
カメラを止めろ。
映画の撮影してるメタ構造とワンカット撮影、女優が襲われる冒頭が一緒。いっそ映画制作サイドとその原作者とのやりとりを映画化したらどうか?週刊誌の怒りの告発報道や原作者の言いぶんや映画制作サイドの言いぶんを聞き、弁護士にも登場してもらうという #サークル考えてみた pic.twitter.com/okswgpfVE8
— Mycle〜「好き」でつながろう。〜マイクル公式 (@Mycle_279) 2018年8月21日
告発者は和田亮一氏
FLASHで話をしているのは、和田亮一さん。
8月21日、自らツイートしています。
映画「カメラを止めるな!」について
本日発売の週間FLASHで、この件について話しました。
それについて、長くなるのでこちらに書きました。https://t.co/swvNXiy2Xp#カメラを止めるな! #カメ止め— ワダリョウイチ (@Rookey_rw) 2018年8月20日
noteで主張の詳細は読むことができます。
7月のツイートでは、上田監督とも良好な関係に見えますが
7月8日のツイートを見ると、和田さんは上田監督とも良好な関係に見えます。
これから映画を観るという、和田さんのツイート。
これから
「カメラを止めるな!」を見る。
僕が25歳から3年間命をかけてやってた劇団の、その公演の一つに上田監督が刺激され作られたという作品。
多分いろんな感情が生まれると思うんだけど。
大盛況です。
すごい。
うれしい。
楽しみ。#カメ止め #カメラを止めるな— ワダリョウイチ (@Rookey_rw) 2018年7月8日
そして鑑賞後のツイート。
カメラを止めるな!
めちゃ面白かった。
作り手のみんな、映画が好きなんだなぁと思えた。
あの頃命かけて大好きな仲間と作ってた作品がこんな感じで命を与えられてて、本当にうれしかった。
最高でした。#カメ止め #カメラを止めるな pic.twitter.com/DDL08m7Tzu— ワダリョウイチ (@Rookey_rw) 2018年7月8日
上田監督もそのツイートに応えています。
ワダさん、ありがとう!!楽しんでもらえて良かった。嬉しい。 https://t.co/HzAMG2Nxqv
— 上田慎一郎 (@shin0407) 2018年7月8日
そして、和田さんも返信。
上田さん、最高でした。めっちゃ映像で遊んでましたね!大谷さんと一緒にゲラゲラ笑いながら見てました!
すごく面白くて、あんなに会場中がみんな笑ってるいい空気感の映画は初めてでしたよ!
なんだかめっちゃうれしかったです!
最高!
たぶんまた見に行きます!— ワダリョウイチ (@Rookey_rw) 2018年7月9日
映画を観た翌日7月9日、Facebookにはこのように書いていたようです。
こちらは公開範囲が限定されているので、Facebook上では関係の無い方は見れません。
和田さんご本人が「全く別物」とおっしゃられているツイートが出回っていますが、これはナニですか?訳分からなくなっています。 pic.twitter.com/38tR66HGg7
— 前澤小さきひと (@Ud12345) 2018年8月21日
映画を見た直後は自身で「全然別物にはなっていた」と言っていますが、この後どんな心境の変化や話し合いがあったのでしょうか。
上田監督も劇団名などについてはインタビューでも言及
カメラを止めるな! パクリ報道、パンフレットでもインタビューでも言及があるんで、盗作じゃなくて権利許諾の不手際ってトコじゃない。 pic.twitter.com/LWtH3zKu5B
— 桜野時生 (@TokioSakurano) 2018年8月20日
上田監督はインタビューで、この元の話になった劇団の芝居については何度も言及しています。
映画「カメラを止めるな!」の一部音楽を担当し、この「PEACE」という劇団でも音楽を提供していた永井カイル氏のツイートでも。
僕からトリビアをひとつ。
上田監督がラジオ番組で仰っていましたが映画『カメラを止めるな!』はPEACE 第2回公演『GHOST IN THE BOX』にインスパイアされて企画が始まったそうです。画像はその舞台公演のフライヤーです。上田監督が見たのは再演の方だそうです。続く。#カメラを止めるな#カメ止め pic.twitter.com/RnIar399Vr— 永井カイル (@Kyle_Nagai) 2018年8月4日
和田氏のnoteの中で「作:A」とされている、劇団PEACE「GHOST IN THE BOX!」の脚本は、荒木駿という方のようです。
これは大袈裟かもしれないがいま思うと荒木駿くんは天才だったのかもしれない。20代前半で『GHOST IN THE BOX』の脚本を書いたあのセンス。素晴らしかったな。#カメラを止めるな#カメ止め
— 永井カイル (@Kyle_Nagai) 2018年8月5日
荒木駿はTwitterなどで、発信していないようで、どんな状況なのかは分かりません。
訴えている和田さんは「原作」のクレジットを入れて欲しい、お金は欲しくないといっています。
二次使用に関しては、脚本家一色伸幸さんのこんなツイートもあります。
(※この訴えとは全く関係ありません)
1-「カメラを止めるな!」、異例のヒットだから作り手たちにボーナスギャラを! というツイートを見かける。でも映画ビジネスって、根幹、そうではない。作り手を儲けさせたいなら、お客が二次使用にお金を使うこと。DVDが一枚売れれば、原作者・脚本家・監督・音楽家には定価の1.75%が入る。
— 一色伸幸 (@nobuyukiisshiki) 2018年8月20日
原作者になれば、二次使用に関してお金が入ります。
雑誌発売のタイミングで吉田豪と5時に夢中
そしてこの雑誌「FLASH」発売のタイミングで、上田監督には吉田豪インタビューと「5時に夢中」生出演が入っています。
「カメラを止めるな!」公開60日目
今日は吉田豪さんからのインタビューとTOKYO MX『5時に夢中!』の生出演です。いざ。— 上田慎一郎 (@shin0407) 2018年8月21日
これはインタビュー前の吉田豪氏のツイート。
舞台『GHOST IN THE BOX!』の名前はクレジットもされてるしインタビューとかでもこれが元ネタになってることは言及してるから、パクリじゃなくて「許諾の不手際」とかが正しい表現なんじゃないのかなー。 https://t.co/X8wkQrsaYG
— 吉田光雄 (@WORLDJAPAN) 2018年8月20日
これはインタビュー前なのか、後なのか?
ワダリョウイチさんのアカウントを確認したら、幻冬舎の箕輪厚介さんやDJダイノジ、キングコング西野さんのリツイートが多い人だった。
— 吉田光雄 (@WORLDJAPAN) 2018年8月21日
映画制作サイドの発表
8月21日の夜、制作・配給を手がけるENBUゼミナールより、記事内容についてコメントを発表しました。
引用:カメラを止めるな!公式サイト
上田監督もこの件に関して、ツイートしました。
『カメラを止めるな!』は劇団PEACEの舞台「GHOST IN THE BOX!」から着想を得たものです。ただ僕としてはその後自らが脚本・監督・編集して作ったオリジナル作品だと思っています。和田さんや劇団の方の主張にもしっかり耳を傾け、お互い円満な解決が出来ればと思っています。よろしくお願いします!
— 上田慎一郎 (@shin0407) 2018年8月21日
実際の交渉過程や、原作と主張する舞台を見ていないと、我々には何もわからないというのが実際のところです。
でもまぁ、全然別物と自身が語っていたのに、なぜこのタイミングで声を荒げたのか?
この映画の1ファンとしては、円満に解決されることを望みます。
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